安心できる場所 -39話-

サレ妻リコのリコカツブログ39話rico

雨の中家を飛び出したものの、さて、どこへ行こう。

近所を少し歩きましたが、雨に濡れて部屋着ではずかしいので(笑)

結局家の外に座っていました。

何もせずにぼーっとして、しばらく心を落ち着けました。

 

rico.
rico.

こんな姿で帰ったら子供たちをびっくりさせちゃうから、

子供たちが寝た後に帰ろう。

随分落ち着いたので、姉に連絡しました。

 

安心できる場所

少し事情を知っていた姉は、タオルと着替えをもってすぐに来てくれました。

ちなみに、姉も元サレ妻。

気持ちが分かるから、すぐに駆け付けてくれたんだと思います。

心配かけてごめんね。ありがとう。

 

とりあえず、

 

”落ち着いたら帰るから心配しないで。

子供たちを寝かしつけておいてください。”

 

とオット君に連絡しておいたら?と姉に促され、そうしました。

 

それから、母のところに行きました。

私の母は、子供たちのことにあれこれ口を出すタイプではないので

無駄に騒ぐわけでもなく、

 

”そうなんだ~。それはさすがに嫌だね~。”

 

と話を聞いてくれました。

 

久しぶりに姉と母と笑いながら話して、

 

最近オットに嫌われ否定され嘘をつかれ、何を言っても悪い方に取られてしまっていたので

私と言う人間を否定せずに話してくれ、気を遣わず、嘘つかれているかもしれないと疑わずに話ができる環境がとても安心でき、心が落ち着きました。

 

 

rico.
rico.

疲れてたんだなぁ。

息抜き大事だね。

 

 

帰宅

 

オットが寝たであろう時間を見計らって、家に帰りました。

オットはクローゼットの中でした。

 

子供たちの寝ている寝室に入って寝顔を見てほっとしました。

 

オットは、毎晩子供たちと一緒に寝たいとか、思わないのかな。

 

夕方、オットに”ゴメン”と言われて、何と答えれば良かったのかな。

 

考えたところで分からないし、

自分以外の人の考えなんて分からなくて当然といえばそうなんだけど、

 

オットはどんな気持ちで言っていたのかな。

 

オットと腹を割って嘘偽りなく話がしたいな。

 

でももうオットが私と向き合って会話をすることは無いんだろうな。

 

そんなことを考えながら少し眠りました。

 

翌朝、週末で休みのはずのオットは、朝から黙って出かけて行きました。

 

 

rico.
rico.

10年以上連れ添った夫婦も

壊れ始めたらあっという間なんだなぁ…。

 

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