モモと子供たちの貯金を天秤にかけて交渉してきたクズオット。
この後、調停員から嫌～な言葉を言われます。
この調停員が大嫌いになった瞬間。
世間の目はこうなのかと、思い出すたびにやるせない気持ちになります。
調停員に言われて嫌だった言葉
とにかくオットさんは、財産分与を請求しないで
リコさんにお金を残して家を出た。
それでいいじゃないか、と言っています。
いやそれ、私のお金じゃなくて、子供の教育資金の貯金です。
それにね、リコさんから調停を申し立てているでしょう…？
離婚したいと言い出したのはオットからですが。
調停したり探偵雇ったりしないで
そのお金は子供たちのために使ってやって欲しい
とおっしゃってます。
は？
どの口が言ってるんだよ。
それは、オットが疑われる事をしなければ
必要なかったことですよね。
そもそも離婚を言い出しているのもオットです。
原因はあちらにありますよね。
でもね、探偵を雇ったのは
リコさんが勝手にやった事でしょう？
そのお金を子供たちに使ってやってはどうか、
と言っているのですよ？
おい、調停員さん・・・・・
それ、あなたの個人的な意見も入ってませんか？
不倫したオットの屁理屈は、伝書鳩みたいにそのまま聞いてきて、
探偵を雇った私を責めるんですか？
モヤモヤする心を抱えて苦しんでいる中
事実をつきとめて、前を向くよう背中を押してくれた探偵さん達に
私はとても感謝しているんです。
あなた、探偵の仕事を見下してませんか？
それに、裁判所は論より証拠でしょ？
現に、いくら口でいっても、証明できなければ無理、と言って取り合ってもらえないじゃないか。
だからキッチリ不倫の証拠固めてきたんだよ。
子供たちの将来のためにね！
確かに収入の低い私も情けないけど
子供3人育てるにはお金がいるんだよ！
子供名義の貯金をネタに交渉してくるヤツが
子供のためとかいうな！
オットだって、弁護士雇うお金があるなら
子供たちに使えよ！って言いたい。
やましい事がないなら最初から弁護士雇う必要ないだろうが！
（屁理屈返し。笑）
落ち着け落ち着け、冷静に、
何と言い返せば上手く伝わるかと考えていると、
探偵を雇う雇わないはリコさんの自由です。
少なくともリコさんは何も悪い事をしていないのに
その言い方は心外です。
弁護士さんが代わりにピシッと言ってくれました。涙
どちらにしても、こちらはモモさんにも
請求するつもりだという事を伝えて、
あちらの反応をみていただけますか？
こちらも少し考えてきます。
ここで一旦オット側と交代になりました。
探偵を雇うなんてどうかしてる！と言う人も
世間には沢山いるんだろうなぁ、と
今後もまたどこかで言われるかもしれない言葉だなぁ
いちいち傷つかない様に覚悟しておかなければ…と
モヤモヤしながら待合室に戻ると
あの探偵のくだりのひと言は、
オット側が言うのは自由としても
わざわざ調停の場でこちらに言う必要ないですよね。
ひどいですね。
あの調停員の個人的な意見かなと思ってしまいます。
そもそも、子供のためにとか引き合いに出してくるなら
初めから不倫なんかするな！という話ですよね。
何だか話の持って行き方が嫌ですね。
静かに小声でですが、
弁護士さんが私の気持ちを代弁してくれました。涙
（ありがとうございます～～！！！
やっと話の通じる人がいた～！涙）
気にする必要はない、と分かっていても
多分さっきのひと言は チクリ とダメージを受けていたので
弁護士さんが共感して言葉にしてくれて、随分救われました。
この先生にお願いして良かった～。
オットについてる殿様弁護士だったら、
絶対こんなフォローしてくれんかったわ。
それに、女性を守りたいんだったら尚更
さっさと自分が謝罪して払えばいいのに。
・・・・・。
そこで駆け引きしてみるのはどうですか？
弁護士さんの提案
弁護士さんから提案がありました。
・不貞についてはもうどうでもいい。問わない。
謝罪もいらない。
・モモにも今後一切慰謝料を請求しない。
・その代わり、財産分与を放棄してもらう
・オットに、慰謝料ではなく解決金として
いくらか払って欲しい、と交渉してみる。
子供名義の貯金を守るためには
現状では、一番確実にお金がとれる
方法がこれだと思います。
裁判をしても、モモも収入が低いシングルマザーなので
高額な慰謝料が必ず取れるとは限らない。
更に弁護士費用を差し引くと
私の手元に残る金額はわずか。
その上オットから財産分与を請求されたら
マイナスになる可能性もゼロではない。
もちろんリコさんが、
「それでも絶対に認めさせたい！」
というのであれば、
その方向で頑張りますよ。
あの証拠を見ても、反省どころか、探偵を雇った私を責めてくるオット達です。
謝罪してもらったところで、そこに誠意はこもってないでしょう。
宇宙人だから反省することも無いでしょう。
私は弁護士さんの提案にのることにしました。
つづく…
気付けば100話も書いてしまいました。
3人の子育てでなかなか頻繁に更新できませんが、
今悩んでいるどなたかの励みになっていたら嬉しいです。
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