仮病がバレてる不倫夫、3日目の帰宅 -50話-

rico

本来であれば、家族で楽しむはずの大型連休。

 

オットは2泊3日でモモの家にお泊りして、3日目に帰って来ました。

 

このまま帰ってこないで

 

朝から家の事を済ませ、あてにならないどころか

仮病を使って不倫中の残念過ぎるオットの事は忘れて

子供たちを連れて友人親子と遊びに行く準備をしていました。

 

最近オットがいない事にも慣れていた子供たち。

この3日の間、

 

kids.
kids.

パパは~?

 

と1度も聞いてきませんでした。

 

どうせ父親としての責務を果たさず家族を傷つけるくらいなら、

もうこのまま帰ってこないで欲しい。

それが本音ですが、そうもいかないですよね…。

 

出掛けようとしていたタイミングでオットは帰って来ました。

 

咳をしながら帰って来た夫

 

ガチャガチャと玄関の鍵が開く音が聞こえました。

 

otto.
otto.

ただいま。

 

rico.
rico.

あら、おかえり。

体調はだいじょうぶなの?

(仮病なのは知ってるけど)

 

otto.
otto.

あぁ。ゴホンッゴホンッ。

もうだいじょうぶ。

 

えーーーーーーー!!!

 

 

今、わざと咳しましたか?

 

 

そんなわざとらしい嘘の咳をする大人がこの世に存在するんですか?

しかも私の夫なんですか?

 

 

人間不信になりそ

 

 

rico.
rico.

・・・・・。

病院はいったの?

薬は?

 

otto.
otto.

おととい病院行ったからだいじょうぶ。

 

嘘つけ。

 

人間不信になるわこれ。

 

ちなみに、この咳以降、オットは1度も咳が出ませんでした。

嘘つくなら1日中咳し続けて、嘘をつき通せばいいのに。

 

そんなんだから、不倫もバレるんだ

 

rico.
rico.

何もかも覚悟が浅いんだよ。

 

 

でも、人はこうやって深く考えずに、その場しのぎで嘘をつくんだなぁと、どこか客観的にオットを観察して

 

こういう所がオットの愛すべき良いところかもしれないけどね、と思ったり。
(※良い方に働いた場合の話です)

 

ただ、今回の件は私は許せないので、許しませんけど。

 

これも人生の勉強だなぁと、観察している私でした。

 

傷ついてばかり落ち込んでばかりは自分も辛いし、

せっかくの経験なので、今後に活かさないとですもんね。

 

家族サービスのつもりかな

 

家に入るなり、オットがひと言

 

otto.
otto.

今から皆でどこか出かけようか?

 

え?不倫お泊まりから朝帰りのあなたと?

 

ごめん、無理。勘弁して。

 

私、そんな大きな器は持ち合わせておりません。

子供を触られるのも嫌なんだけど。

 

 

rico.
rico.

友達と子供たち連れて遊びに行く約束してるから

もう出かけるわ。

 

otto.
otto.

あ、そうなんだ。

 

モモの家に2泊もした埋め合わせでしょうか。

1日くらいは家族サービスしないとな!

とでも思っているのでしょうか。

 

家族ってそんな浅いものじゃないんだよ。

 

私はともかく、子供より自分とモモを優先したことは

一生理解できないし、一生許せないな、と思うのでありました。

 

 

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