肉まん事件 深夜のコンビニへ行く2人 -5話-

サレ妻ricoのリコカツブログ サレリコ5話rico

夫(オット)と私の友人モモに不倫されてリコカツ中のrico(リコ)の少し遡った過去のお話です。

相変わらず、時々連絡をとりあっているっぽかったオットとモモでしたが、あまり気にしないようにしていました。

オットは元々、他の複数の女の子とも頻繁に連絡を取っていたので、そういう人なのだと割り切っていたところもあります。

rico.
rico.

要はチャラいんですよ。

お好み焼きは無限に食べます

ある日お泊りに来たモモ親子。
夕飯は、その頃我が家でブームだった炙りサーモン丼の予定でしたが

momo.
momo.

ごめんなさい~。

うちの子サーモン食べないかもです。

rico.
rico.

えーそうなの?

じゃあ、お好み焼きはどう?

momo.
momo.

モモも子供もお好み焼き大好きです!

モモ、お好み焼きだったら無限に食べますよ!うふふ♡

無限に食べるというので沢山作りましたが、小さめサイズのお好み焼きを1枚食べたモモは

momo.
momo.

はぁぁぁ、おなかいっぱぁい・・・!

rico.
rico.

え!無限に食べるって言ったから沢山作っちゃったよ~

まぁ、モモちゃんいつも食が細いもんね。

冷凍するからいいよ~!

momo.
momo.

でもでもモモ、ほんとにお好み焼きは無限に食べれるんですっ!

でもおなかいっぱぁい!うふふ♡

と意味不明な会話が続きました。

どっちやねん!

※結局1枚しか食べませんでした。

肉まん食べたい

子供たちを寝かしつけた後、私とモモとオット3人でお酒を呑んでいると
酔っぱらってきたモモが

momo.
momo.

肉まん食べたぁい♡

と突然言い始めました。

rico.
rico.

肉まんはないけど、お好み焼きは沢山残ってるよ?

準備しようか?

と言いましたが、「いえ、だいじょうぶです!」と答えるモモ。
そっか~とおつまみなど出して、また話が盛り上がってきた頃に

momo.
momo.

肉まん食べたぁい

と突然話の間にぶっ込んでくるモモ。それを何度か繰り返し、

rico.
rico.

今材料があるものなら作るよ~!

でも肉まんはないのよね。

コンビニ近いし行って来たら?

otto.
otto.

パスタとかラーメンとかなら作れるけど?

それか、オレがコンビニ行って肉まん買ってこようか?

momo.
momo.

夜遅くにパスタなんて食べられないです~。

オットさんをコンビニにひとりで行かせて事故にでも遭ったら心配だからダメです!

でも、モモひとりでコンビニ行くのは夜だし怖いです。

otto.
otto.

じゃあ、2人でコンビニ行こうか?

momo.
momo.

おねがいします♡

otto.
otto.

寒いからオレのあったかい上着着ていきなよ。

momo.
momo.

ありがとうございます。

うふふ♡

リコさん行ってきまーす!

オットが自分のとっておきの上着をモモの肩に掛けてあげて、

あれよあれよという間に、

2人並んで深夜のコンビニへと出かけていきました。

子供たちがいるので私もついて行く訳にもいかず、ひとり片付けをしながら、

あれ?・・・なんか おかしくない?

そう思う私でした。

切ない顔で帰って来たモモ

2人が帰ってくるまでの間、モヤモヤが募る私。

何を話しているんだろう。
モモは自分の着てきた上着を着ればよくない?
事故に遭ったら心配だからダメっておかしくない?
子供じゃないんだからコンビニくらい一人で行けばいいと思うんだけどなぁ。
こういうのって普通なのかなぁ?
私は・・・なんだか嫌だ・・・。

モヤモヤモヤモヤ・・・・・

しばらく経って

momo.
momo.

ただいまです!

肉まん売り切れていてなかったです。

otto.
otto.

もう時間も遅いし寝ようか~!

よっぽどお腹もすいていたんだろうと思っていましたが、何も買わずに帰ってきた2人。

ほんとにコンビニ行ったよね?

しかもモモはなんだか悲しそうな切なそうな顔で帰ってきました。
そして、

momo.
momo.

リコさん、おやすみなさい。

ハグハグしてもいいですか?

と悲しそうな半べそ顔のまま両手を広げて私にハグをして、子供の寝ている布団へと行きました。

出掛ける前のハイテンションはどうした?

君たち・・・何か私に隠し事でもあるのかい?

そんな事思っちゃいけない!と思う反面、そう考えずにはいられませんでした。

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