A子の目撃談 -37話-

サレ妻リコブログ/サレリコ37話rico

オットがクローゼットへと引っ越していった翌朝。

 

不倫夫、クローゼットの住人へ -34話-

 

結局クローゼットで寝たオット。

翌朝は口もきかず、自分の準備だけして、

しっかりお洒落だけはして、いつもの時間に出かけて行きました。

 

私は、家のことをしながら子供たちをそれぞれ送り出し、在宅の仕事をしていると

電話がなりました。

 

モモのこと

 

探偵さん
探偵さん

おはようございます。

相手の女性って、病院に通院してますか?

rico.
rico.

あぁ・・・

心療内科に通院していると聞いています。

 

探偵さん
探偵さん

ですよねぇ。

今、その病院にご主人と2人で行っているようです。

 

rico.
rico.

え!またですか?

3日前も仕事へ行かず一緒に居たのに。

 

今週2度目。

しかも、モモの病院についていくなんて、

何と言うか、、、浅はかすぎる。

 

 

そう、モモは心療内科に通っています。

あれこれ聞くべきではないと思っていたので詳しくは知りませんが

このこともあって、”おかしいなぁ”と思う事があっても

モモには何も言わずにいたというのもあります。

 

傷つけてはいけないなぁと思って。

 

rico.
rico.

結果、ありえない仕打ちで

私が傷つけられましたけど。

 

探偵さん2人を追う

子供の用事であれこれしていると、

午後になってまた探偵さんから連絡がきました。

 

探偵さん
探偵さん

あれから2人、●●方面へ移動して

親密な雰囲気で買い物などしてました。

これから女性宅へ向かっているんだと思います。

今日は1日調査員が追いかけますね。

 

●●方面は、車で2時間近くかかる場所・・・。

探偵さんは、私に連絡を入れつつ、もう追ってくれていました。

 

朝早くから遠方まで、ありがとうございます。

 

わざわざそんな遠方まで行って、仲良くお買い物していたらしい2人。

知り合いにも会わないだろうから、親密な雰囲気で・・・。

 

さすがに、昨日散々言われてからの今日で、まいったなぁ。

 

rico.
rico.

疲れたなぁ。

な~んにも考えたくない。

 

胃痛と耳鳴り、動悸がしてくる。

私が心療内科に連れて行って欲しいくらいだよ。

 

A子の目撃談

夕方、子供たちも帰って来てバタバタしていると、

友人A子から電話がありました。

 

Friend.
Friend.

今、リコのオットくんを見かけたんだけど・・・。

女の子と一緒にいたよ?

 

A子とはずっと仲が良いのですが、

お互い家庭もあるので忙しく、

仕事を辞めたことも、モモのことも話していませんでした。

 

rico.
rico.

どこで見かけたの?

実は最近色々あって・・・。

 

たまらず今までのことをざっくりと話して聞いてもらいました。

誰かに聞いて欲しかったので、とてもありがたかったです。

 

Friend.
Friend.

やっぱりそうか~。

あそこの駐車場怪しいカップルも多くて。

車が来て、駐車してある別の車に横付けしたと思ったら

オットくんが出てきてさぁ・・・。

 

ここからは、A子の目撃談

 

モモの車が駐車場に入って来て、とめてあったオットの車の横につけて

モモの車の後部座席から隠れていたオットが降りて、

運転していたモモも降りて、今度はオットの車の後部座席へ。

そのままオットも後部座席へ乗って

しばらく2人リアシートにいたそうです。

 

・・・・・・・

 

キモ!!!

 

 

 Friend.
Friend.

てか、その女ヤバくない?

ありえないんだけど。

 

なんて話していると今度は探偵さんから電話。

A子になんかゴメンね、と謝って、電話を切りました。

 

帰って来たオット

 

探偵さん
探偵さん

ご主人、もう帰りつくころだと思います。

さっきまで2人一緒にいたみたいなので

詳細はまた後日報告しますね。

 

長時間ありがとうございました。

 

とお礼を言って切ると、オットの車の音が聞こえました。

 

結局、職場であるはずの実家へは、今週は2回も行っていない。

こどもたちの学校は、コロナや大雨、不審者などの緊急メールが毎日のようにくる。

 

1番上の子は、そのたびに

下の子たちがまだ小さいから心配だよ~!

と心配しているというのに

 

オットは一体何をやっているのか。

 

腹が立って悔しくて情けなくて虚しくて淋しくて、

涙が出そうになったが、子供たちの前で泣くわけにはいかない。

 

rico.
rico.

泣いてる場合じゃない!

 

気を紛らわせるYouTubeをつけて、ご飯を作っているとオットが帰って来ました。

 

otto.
otto.

ただいま。

 

朝は無言でしたが、1日モモに癒されて機嫌が直ったのか、挨拶してくれました。

 

rico.
rico.

おかえり。

顔は見る気になれなくて、返事だけしました。

 

するとオットが近付いてきて

 

otto.
otto.

あのさ・・・

 

つづく・・・。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました