オレは、モモちゃんが好きだよ – 67話 –

不倫夫、オレはモモちゃんが好きだよ/サレ妻ricoのリコカツブログサレリコ67話rico

ずっと遠巻きに見ていた姉が話に入って来ました。

後で聞くと、ひるんで話を終わらせようとする私を見て

ane.
ane.

もうちょっと頑張れ~!

 

と後押しに来てくれたそうです。(笑)

 

ane.
ane.

こんにちは。姉です。

話はだいたい聞いているんだけど・・・

2人は自分たちの行動をどう思っているの?

 

otto.
otto.

勘違いさせる行動をした事は

悪かったと思っています。

 

勘違いじゃないけど。

 

ane.
ane.

あなた(ぴえん)はどう思っているの?

 

momo.
momo.

リコさんを、傷つけたんだなぁと・・・

(ぴえん)

 

ane.
ane.

傷つける行為をしてる事に気付いてなかったの?

人の旦那さんを家に頻繁に招いておいて

奥さんが傷つくと1ミリも思わなかったの?

嘘でしょ、信じられない…。

 

それで、これからどうしようと思っていた訳?

 

ね、信じられないよね。

 

momo.
momo.

モモは、本当は前みたいにリコさんの

おうちに遊びに行きたかったけど

オットさんから、リコさんが最近調子悪いって聞いていて。。

 

rico.
rico.

あなたのせいでね。

 

momo.
momo.

え?モモのせい?

 

なぜかびっくりするモモにびっくり。

 

momo.
momo.

モモは仲良くしたかったけど

リコさんに嫌われてるんだろうな、と思って。

 

オットと同じ。

私のせいにするんだね。

 

rico.
rico.

そりゃ嫌いだよ。

家族からオットを奪おうとしてるじゃない。

 

rico.
rico.

あなたがオットと仲良くしすぎるから

私おかしくなったんだよ。

 

momo.
momo.

え、仕事で悩んでたからじゃなかったの?

 

オットからどんな風に私の事を聞いてたのでしょうか。

 

rico.
rico.

仕事の悩みは辞めてとっくに解決してるよ。

あとは、あなたとオットの事で悩んでたんだよ。

2人で嘘ついてコソコソ会って…

 

ちくちくと嘘つきよばわりします。

嘘つきと言われたくなくて、本当の事をポロッと言わないかな、

という私なりの作戦です。(笑)

 

momo.
momo.

だってだって!

モモ、最初に聞きましたよね!?

オットさんとLINEしてもいいですか?って!

 

その話はこれです↓

旦那さんとLINEしてもいいですか? -2話-

 

ばかなの?

 

rico.
rico.

いいって言ったよ。

常識の範囲内ならね。

 

そして、不倫していいなんてひと言も言ってない。

LINEがOKなら不倫もOKという解釈でしょうか…。

 

さすが宇宙人。

 

アホみたいな喋り方も耳に障る。

可愛いと思っていた顔も、もはや宇宙人。

 

本当に、自分は何も悪くないと思ってるんだろうね。

 

こんな奴が親で、子供がかわいそう。

 

他にもグダグダ話しながら

一瞬父が話に入って来たりしながら

(一瞬だったので割愛します)

姉が話を進めます。

 

ane.
ane.

お互いの事をどう思っているの?

特別な感情があるの?

オットくんは?

 

otto.
otto.

まぁ…人として、好きです。

 

お、嘘つき攻撃が少しきいたかな?

 

rico.
rico.

女性として、だよね?

愛し合ってるんだよね?

愛を育んでるよね?

毎日会ってる事とかも全部知ってるから

嘘をつかずにちゃんと話して。

 

自分の夫と、なんておかしな話をしてるんだろうかと

一瞬吹き出しそうになるのをこらえる私。(笑)

 

otto.
otto.

そうだね。オレは女として

モモちゃんが好きだよ

 

言った!やった。

 

姉のナイスアシストのお陰で、

とりあえずミッションクリア。

 

ane.
ane.

あなた(ぴえん)はどうなの?

 

momo.
momo.

モモは別に。

 

言わない!

 

別に。って、、エリカ様ですか?

 

オットが認めてるのに言わない。

相当キモが座ってる。

不倫も初めてじゃないのでは…。

 

otto.
otto.

でも、そういう関係ではないよ!

 

どういう関係だよ。

 

rico.
rico.

うん、そういう話はもういい。

後日話そう。

 

そんな屁理屈は地球では通らないよ。

 

rico.
rico.

私がどんな思いでここに来ているか、

これからどれだけの人に迷惑をかけるか、

どれだけの人が傷つくか、

少しは考えてね。

 

わからないだろうけど。

そんな事より嘘の言い訳を考えるだろうけど。

 

rico.
rico.

あと、まだ離婚していないので

こうやってコソコソ会うのは

やめてもらっていいですか?

 

momo.
momo.

わかりました。

 

rico.
rico.

家の鍵、返して。

うちにはもう入らないで欲しい。

 

オットはあっさり鍵を渡してきました。

 

良かった。

家の鍵を持たれていては、何かされるんじゃないかと

夜も怖くて眠れないから。

 

それくらい、オットの事を人として信じられなくなっていました。

 

これが不倫サレた方のリアルな気持ち。

 

 

rico.
rico.

ある程度の着替えだけまとめて

明日玄関の前に出しておくから

取りに来て。

 

rico.
rico.

他の荷物はあなたがちゃんとけじめを

つけて、全て片付いてからね。

 

おしゃれ好きのオット、

靴が200足、服は1000着以上あるんじゃないだろうか。

 

あっさり渡す訳にはいかない。

 

 

rico.
rico.

子供たちにも自分の口からちゃんと

説明しないといけないでしょう。

ちゃんと離婚についてどう話すか考えておいて。

これ以上子供を傷つけたら許さないからね。

 

rico.
rico.

お義母さんにも、自分でちゃんと話してね。

 

otto.
otto.

わかった。

 

 

rico.
rico.

さようなら。

こんな終わり方したくなかった。

こんな事させないで欲しかった。

私は一生あなたと一緒にいるつもりだったよ。

 

せめてお互い

”今までありがとう”

と言って終わりたかったけど

それを言う為にはモヤモヤしているものをしっかり片付けないとね。

 

rico.
rico.

じゃあ、あとは裁判所で。

 

 

おわった。

 

とりあえず、一番嫌だった直接対決が終わった。

そして、私たち夫婦も終わった。

 

rico.
rico.

づがれだ~~~…。

 

心が疲労困憊ですが

これから調停準備に、子供たちの心のケアに、一人で3人の子育て。

 

休んでいる暇はありません。

私と子供たちの平穏な日常を取り戻さなくては。

 

とりあえず、別居スタートです。

 

 

ちなみに今回、

 

”何をどこまで知られているのか分からない”

という心理でいてもらった方が有利だろうと思って、

探偵の証拠があるという事は伏せておきました。

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