離婚調停1回目③/お互いの主張
引き続き、離婚調停1回目の流れから話し合いの内容やお互いの主張の記録です。
婚姻費用について

現在生活費も児童手当も貰えていなくて困っています。

今まで通りの額の生活費を払うなんて約束していない。

児童手当の2回分は先日振り込んだから、しばらくはそれと貯金で生活できるはず。
あとは自分で働いて稼いでください。
児童手当は、私が何度言ってもくれなかったのに、弁護士に言われたのか振り込んでくれたそうです。
とりあえずヨカッタ。
それにしても・・・
児童手当で生活してくださいだって。
家賃にもならんけど。。

では、婚姻費用分担請求の調停を申立てます。
婚姻費用の調停をすると、たいてい算定表の額で決まってしまうので(うちの場合金額が低い)したくなかったのですが、もらえないよりはいいので、申立てをする事にしました。

現在オットの生命保険等も毎月払っていますが。

オットさんに確認したところ、
生命保険の分は金額を調べて早急に振り込み、名義変更もするそうです。
そこはあっさり払うのか~。
中途半端に誠実ぶるので、モヤモヤする。
多分オットはですね、別居した最初の月に1度だけ、生活費として今までどおりの額を振り込んでくれたんですよ。
私は、生活費をくださいと言っただけで、金額は指定していなくて、
オット自ら、満額を振り込んできたんですよね。
オットも生活があるだろうから、
交渉してきたらちゃんと応じようと思っていたんですけどね。
この状況で私から言う事でもないので、子供のためにもありがたくいただきました。
でも、自分の思い通りにいかないし、子供にも会えないし、弁護士がついて、生活費は払わなくても法的に問題はないし、算定表からするとオレは払いすぎたんだと知って、オットは腹が立ったのかな・・・。
それでプンスカ勝手に怒って、1円も払わないって思考になったのかなーなんて、想像していました。
自分以外の人の考えなんて分からないので想像ですが。
こんな事する相手でも頼らないと生活できない自分が情けなくて悔しかったです。

このご時世で子供3人いたらそりゃそうなんですけどね。
婚姻費用分担請求調停申立て
- 別居中の生活費(婚姻費用)を請求するための調停を申立てる事。
- 離婚調停の話し合いの項目には入っていないので、別途申立てが必要。
- 婚姻費用は過去に遡って請求ができませんので、早急に申し立てる事が望ましい。
(ずっと別居状態でも、申し立てをした月の分からしかもらえない)
私は、1回目の調停の帰りに申立てをして帰りました。
財産分与は子供名義の預金も

不倫は絶対にしていないが、結婚を続けられなくて申し訳ないという気持ちから財産分与を放棄して妻の元にお金を残してやった。

でももし、慰謝料を請求されるのであれば
財産分与を請求する。
屁理屈の天才でしょうか・・・。

子供の貯金は3人それぞれ積み立てていますが、夫婦としての貯金なんてほとんどありませんよ。

生活費がもらえず、貯金をくずして生活しているし、探偵費用も払ったので別居後みるみる減っていますし。

でもね、財産分与を請求されると
別居が始まった時点での貯金額を半分に分けなくちゃいけないのよ?

それは、子供名義の貯金もですか?

そうです。全てです。
なんですと?
これが、私の最大の誤算でした。

調べ方が足りなかった・・・涙
離婚経験のある友人達から、
”子供名義の預金は子供のものだから渡さなかったよ”
と聞いていたし
持ち家や高級車や高額な返戻金のある保険等もないので財産分与はあまり重要視していませんでした。
他に考える事が多すぎて確認不足だった~。涙
調停や裁判になると、財産分与を請求されたら子供名義の預金も半分に分けるんです。
ただでさえ貯金が減り続けているのに
別居時の預金額にさかのぼって半分オットに渡すとなると
私赤字になりますよ?
せっかく節約しながらコツコツ子供の為に積み立てた貯金を半分とられ、
例えその中から慰謝料を払ってもらえたとしても…

夫婦の貯金の分はいいですが、
子供の貯金まで半分渡すのは絶対に納得いきません。
子供の学費や教育資金です。
使う権利があるのは子供達です。
子供達が貰ったお年玉やお祝い金も積み立てていると主張しましたが、それを明確に証明できないので難しいと突っぱねられました。
調停も裁判も証拠がないと意見は通りません。
とりあえず、断固拒否して次回に持ち越しです。
法律って融通がきかないな、と思います。
オットの言い分
調停員から聞いたオットの言い分は、

不倫みたいな行為は一切ない。
自分は今まで妻や家族を大切にしてきたし
家庭が上手く回るように努めてきた。
自分はお小遣いも少ししかもらえず、すごくしんどかった。
その上、妻は仕事の悩みから鬱傾向になり、夫婦関係が上手くいかなくなり離婚になった。
というものでした。
悲しいなぁ・・・
という気持ちしか沸いてきませんでした。
最後に調停員から/次回までに決めておくこと

やはりオットさんは、自信を持って
”慰謝料が発生するような行為はなかった”
とおっしゃっています。

探偵を雇った事を言えば、オットさんの主張も変わるかもしれないので、どうするか次回までに決めてきてください。

わかりました。

オットさんには、次回までにリコさんを傷つけた代償として、
慰謝料でなくても何か別の形でそれに代わるものを用意してはどうかと、私の調停員としての意見をお伝えしました。

ありがとうございます。
言い方から察するに、調停員も
”オットが不倫したのはほぼ間違いない”
と思っているって事ですよね。
初めは凄く厳しそうに見えた女性調停員の方が、終わるころは少し同情してくれている感じはありました。
とはいえ、オットを説得したり説教したりはしてくれないし、不倫なんて話は聞き慣れている風で。
自分の意見を通したければ、やっぱり、それを証明できる証拠を提出するしかないんだなぁという印象でした。

は~、思い出すだけでどっと疲れが…
離婚って大変です。(笑)
コメント