夫の言い分 -16話-

サレ妻リコのリコカツブログサレリコ16話rico

夫(オット)と私の友人モモに不倫されてリコカツ中のrico(リコ)の少しさかのぼった不倫発覚直前のお話です。

別居費用と10年後の離婚を要求してきたオット側の言い分とは・・・?

夫の言い分

とても長く、全部は書ききれないので、要点だけ。

ひと言も反論せずに最後まで聞いたので、私の言葉は心の声です。

otto.
otto.

リコの全部が嫌い。

リコとオレは優しさが違う。

モモちゃんの事でLINEが来た時から思ってた。

そのLINEの内容はこちら↓
貯まったモヤモヤ夫に打ち明ける -7話-

otto.
otto.

オレは他の子でも同じようにする。

根本的にリコとは人に対する優しさが違う。

それを否定されてショックだった。

rico.
rico.

あれは優しさだったんだね。

誰にでも同じようにするんだね?

それを嫌だと思った私が優しくないってことね?

otto.
otto.

リコのために精一杯手放しで愛情を与えようと数年前に思った。

それで何も返ってこなくてもガッカリしないと心に決めたからやってこれた。

rico.
rico.

なんだかすごく私が酷い妻みたいな言い方だね・・・。

まぁでも、そう思わせた原因は私にもあるのだろうからしっかり聞いて受け止めなくちゃね。

otto.
otto.

末っ子が産まれたとき、母さんが(義母)毎日夕飯を作ってオレに持たせてくれた。

母さんはリコのために色々してくれる人なのに、リコには感謝の気持ちが見えない。

産後退院する日も母さんに連絡もしなかったよね。

rico.
rico.

毎日はしなかったけど、お礼のLINEを時々したし、後からお礼の贈り物もお手紙も送ったんだけどな。

それ以上に、何をすればよかったのかな?

退院の日の報告は、毎日お義母さんに仕事で会ってるオットがすればいい。

それに、オットは私の両親に連絡したこと1度もないよね。

子供が生まれても、出産祝いをもらっても、産後手伝いに来てくれても”お礼伝えておいて”と私に言うだけで、連絡先すら知らないよね。

otto.
otto.

前は子育てや家事が大変ってあんなに言っていたのに、今はオレが何もしないでも、ひとりでやれてる。
どうして今まで、できなかったの?って疑問に思う。

rico.
rico.

(※ここ最近は、私も色々反省して、何か変わらなければと考え、家事育児をほぼひとりでこなしていました。)

大変なことに変わりはないけど、あなたにサポートして欲しいと期待することをやめたからだよ。でも”大変しんどい!”って思い過ぎて笑顔が減っていたことを反省したよ。

あと、頑張ったら少しは見直してもらえて仲直りできるかな?とも思ってたよ。

otto.
otto.

オレが愛情を注いで、家事でも何かしてやると、感謝じゃなくてそれ以上の要求をしてくる。

オレは感謝は伝えてきた。

rico.
rico.

共働きで、無限に存在する家事育児の分担を要求しちゃだめでしたか?

そんなに要求した記憶もないけども。

でも毎日ありがとうとか、言えてなかった事は反省するよ。

こんな感じの事をもっともっと沢山言われました。

きっと、こういう人を責める言葉って、言う方もしんどい思いをしながら言ってくれているのだろうからと、真剣に聞き逃さないようにノートに書きながら聞きました。

私の返答

ひととおり黙って聞いた後、

rico.
rico.

とりあえず、わかった。

言い返したいことはあるけど、ここで反論して喧嘩になるのは違うと思うし、私も悪いところがあったから、自分の成長のためにも、言われたことはしっかり受け止めようと思う、ごめん。

でも私の気持ちはそうじゃないって思うところもあるから、私の意見も聞きたいなら言うけど?

otto.
otto.

いや、いい。聞かない。

rico.
rico.

わかった。

ただ別居費用として●万円出せるかとかは、すぐに返事はできないからしばらく考えさせて欲しい。

答えが出たらまた話すから、オットくんもそれまで何か不満があれば言ってきて。

言ってくれないと私も気付かない事もあるから。

それから、最近会話もなくギスギスしていたけど、これからはお互い笑顔でいるようにしよう。

私、嘘や駆け引きやギスギスした関係が苦手なんです。

だから、久しぶりに向き合って話し合えた安堵感がありました。

たとえ離婚になるとしても、久しぶりにオットの気持ちが聞けて、なんだかスッキリ、ほっとした話し合いでした。

内容は納得できないところがあるとしても、それがオットの素直な意見なら、しっかり受け止めて考えようと思いました。

すると・・・

otto.
otto.

なんでだよ・・・・・

今のリコ、すごくしっかりしてるじゃないか!

今までオレの話遮らずにこうやって最後まで聞いてくれた事なかったのに。

なんで今更・・・。

オット、泣きました。

rico.
rico.

え、ごめん!

まぁ、それだけ子育ては大変だってことだよ。

(そりゃ、話し合いなのだから納得いかなきゃ反論するでしょ。とは言えず。笑)

つい、謝ってしまいました。(笑)

otto.
otto.

まあでも、だからと言って今更今迄みたいには戻れないし・・・。

一緒に居たくない気持ちは変わらない。

聞いてくれてありがとう。

リコ、変わったね。

オレもこれからは笑顔でいる様にするからね。

オット、私を責めたり、泣いたり、冷静になったり、感謝したり、大忙しです。

ただ、やっぱり別居はしたいみたいです。

女の勘発動

ツッコミどころ満載でしたが、これがオットの今の素直な気持ちなんだろうな、と思いました。

今、険悪な状態で家にいるのが嫌で嫌で、”リコの全部が嫌い”と言ったのも悪気はなく今の本心で、別居したい気持ちを必死に伝えてきたのだろうな、と。

それならば、こうやって話し合いで向き合って、お互いを尊重しあって乗り越えていくのが夫婦だよね。

言ってくれれば、私も改善点が分かって対策ができる。

あれ?じゃあ、話し合えば解決できるって事よね?

でも、オットは今更もう無理だと言う・・・。

・・・・・無理?

・・・・・なぜ無理?

・・・・・・・・・・

おやおやおや?

何かあやし~~~い。

rico.
rico.

まだ私に何か隠してませんか?

いくら鈍感な私でも、女の勘センサーピコンピコン反応し始めました。

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