調停を申立ててから1ヵ月半ほど経過し、1回目の調停の日がやってきました。
実際の調停の流れや1回目で話した内容を記録していきますので、心の準備などに役立ててくださいね。
事前申立てや、準備については前の記事を参照ください。
第1回目離婚調停/受付からの流れ
受付から待合室
当日、家裁へ行き受付をすると番号札を渡され、待合室へ通されました。
待合室には、私の様にひとりで来ている人や、親族らしき人と代理人弁護士と一緒に数名で来ている人など、いつも誰かしらと同室で、待っている間代理人と大きな声で話をしている方も多く、色んな話が聞こえてきました。

相続や不貞についての色んな話が飛び交っていて、なかなか刺激的で人生の勉強になりました。面白かったですよ。
夫と対面しなくて済む仕組み
オットと鉢合わせになったら嫌だなぁと思っていたのですが
- 相手側(オット)は申立人(私)より30分遅く呼ばれていた。
- 終了時間もずらして、私を先に帰らせてくれていた。
- 待合室も別のフロアもしくは、離れた部屋に通されていた。
という風に、基本的にはオットと対面しない仕組みになっており、安心して挑めました。

会いたくない場合は、念のためその旨を先に伝えておくと良いと思います。
夫と同席になる可能性もアリ
時間になり、調停員が待合室にやってきて番号で呼ばれました。
話合いをする個室へ通され調停員2名と対面で座りました。
調停員は、年配の男性と女性1名ずつ。
最初に自己紹介と挨拶を簡単にした後、調停についての最初の説明をするとのことで

オットさんを呼ぶので同席で一緒に聞いてもらえますか?
私たちも同じことを2度説明することになって大変なので。
と言われました。
もちろん、嫌で嫌で嫌でしたが
調停員の言い方もだいぶ威圧的に感じて断りにくく…2度手間をかけては失礼なのかと思い、渋々了承しました。

大人なんだし、社会人としてこれくらい我慢しないとね。
”では、オットさんを呼んできます。”
と部屋を出て行った調停員
数分後、、
1人で戻って来ました。

オットさんは、「会いたくない」とのことでした。

いや、そっちが断るんかいっ!
地味にモヤるわ!気を遣って損したわ!
調停員も言い方!伝え方!
この時に、調停の場で気を遣ったって良い事なんてないねと悟った私でした。
ちなみに、話し合いの途中や最後で裁判官が来て、双方同席で話し合いなどが行われるケースもあるそうですが、オットが最初に拒否してくれたお陰?か、この後も調停でオットと会う事はありませんでした。

嫌なことはハッキリ嫌だと言っちゃいましょう。
そのまま、私一人で説明を受け、話し合いが始まりました。
離婚調停1回目/話し合いの内容
事実の確認
まずは申立ての時に提出した、こちらの要望などを確認するところからでした。

まずは、離婚については合意しているという事で間違いないですね?

はい。
その他請求した金額や子供の状況などについて少し話をしました。
慰謝料の切り離し
次に調停員から提案をされました。

一番の争点は慰謝料についてかと思うので
ここでは養育費や面会交流などだけをまとめて、慰謝料は切り離してまた別で請求や話し合いをされるのはいかがですか?
よく考えてみましたが、誰に何のメリットがあるのでしょうか?
私の手間が増えるだけではないでしょうか?
それとも、一旦それを確認するのがルールなのでしょうか?

養育費の金額で誠意を見せてくれれば慰謝料減額についても考慮したいと考えているので、一緒に話し合いをお願いします。

リコさんあのね、慰謝料はあなたが受け取るもの。
養育費はお子さんが受け取るもの。
意味が全く違うのよ?
あなた分かってないわね、みたいな感じで言われましたが、法的な意味合いと現実は違います。

それは分かっていますが、子供3人育てるにはお金が必要なんです。
例え慰謝料をもらったところで子供の為に使います。
ですから、私の気持ちとしてはまとめて話し合う必要があります。
納得いかなそうな顔をされましたが、どう考えてもデメリットしかないのでお断りしました。
そもそも、慰謝料を切り離して話し合う提案って、
調停員が早く終わらせたいだけかな、と思ってしまいます。
実際、調停が長引くにつれ、”早くおわらせろ”という圧が凄かったので…。
この辺で一旦私は待合室へ戻り、続けてオット側が話す時間になりました。
こうやって、私とオットが30分くらいずつ交互に呼ばれ、調停員を介してお互いの意見を主張し合いました。
オットは代理人(弁護士)と一緒に来ており、オット側の意見を確認したそうです。

次回、私とオットそれぞれの主張へと続きます。
コメント