初めての離婚調停 準備・心構え・注意点 – 82話 –

初めての離婚調停 準備・心構え・注意点/サレ妻リコのリコカツブログ82話rico

離婚調停に向けて準備したもの

夫の不倫から離婚調停を自分で申し立てた経験を基に、持参するものや心構えをまとめました。

 

これから調停を控えている方は、はじめての経験で緊張していると思いますが、調停はあくまで話し合いの場です。

誰でもできると思って、安心して挑んでくださいね。

 

持って行くもの

記録用のノートとペン

 

調停員伝いに聞く相手側の主張などを聞き漏らさないように忘れないように話を聞きながら、とりあえず調停員の発言をメモするのに使いました。

 

聞いていて感情的になりそうな場面も多々ありましたが、メモを取る事に集中していれば落ち着きます。

 

調停は、申立人(私)と相手側と交互に呼ばれて話をします。

(だいたい30分から1時間くらいずつでした)

 

相手側が調停員と話している間は待合室で待つことになるので、その間にさっき話した内容のメモを見返しながらこちらの意見をまとめておくと、次の話し合いをスムーズに進めることができると思います。

 

ちなみにこの方法、夫婦間の話し合いにもおすすめ。

無駄な喧嘩をしなくて済みますよ。

↓この時にも書いています。

別居して離婚したいと言う夫 -15話-

 

注意点

調停中に録音することは禁止だと貼り紙が貼ってありました。

 

rico.
rico.

知らずにうっかりボイスメモなど使わない様に~。

 

証拠をまとめた書類

 

調停で話し合うには、こちらの主張を証明するための様々な証拠が重要になります。

  • 不倫の場合は探偵やLINEの証拠
  • 金銭面の話し合いには収入や貯蓄の証拠
  • モラハラやDVの証拠

 

話合いがスムーズに進むよう、これらの証拠も一緒に持参しましょう。

 

注意点

これらを正式に証拠として裁判所へ提出する場合、返却してもらえないので、必ず原本ではなくコピーなど複製したものを持参されることをおすすめします。

 

また、提出した書類を相手方に見られたくない場合は、提出前にしっかりその旨を伝えましょう。

 

rico.
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私の場合は

「相手に見られたくないものは出さないで!」

と裁判所の方に言われました。

 

最低限、これだけあればとりあえずは大丈夫です。

 

 

その他、申立ての際に事前に提出しておく

手続き上必要な書類などはこちらを参考にされてください。

→ 自分で出来る!離婚調停申立て - 76話 –

 

 

離婚調停に向けての心構え

自分の意見と要望をはっきりさせておく

 

 

rico.
rico.

とにかく

自分の意思を明確に

これに尽きます。

 

 

自分の主張・話し合いたいことに加え

相手が主張してきそうな内容に対する反論まで用意しておくとスムーズです。

 

緊張していてもちゃんと話ができるように、分かり易くメモして持って行くことをおすすめします。

調停は、あくまで話し合いの場です。

調停員は話をまとめるのが仕事ですから

折れそうな方を説得してきたりもします。

 

そして、調停員も人間なので個人の主観も入ります。

 

納得いかないまま流されないように

自分の意思を明確にしておき

意見ははっきり主張しましょう。

 

迷った時は「考える時間をいただけますか?」

 

迷いがある場合は、どんどん話を進める調停のペースにのまれずに

 

「分かりません」「納得できません」「少し考える時間をいただけますか?」

 

と言えるように心にとめておきましょう。

 

当たり前のことですが、初めての調停で緊張していると、なかなかこれが言いにくかったりします。

 

調停員に言われるがまま焦って話を進めてしまっては、

納得いない結果になった場合、後から調停員のせいにしてしまいます。

 

すべては自己責任

責任を持って自分で決めるのです。

 

つい相手の立場を考えて遠慮してしまう気遣いさんも、大事なところはしっかり自己主張をしましょう。

 

言ってみると案外話が通る事もありますしね。

 

 

譲歩できるラインを決めておく

どうしても話がまとまらない場合

ここまでなら譲歩できる

という案まで決めておくとよいと思います。

 

例えば、慰謝料を〇万円請求したけど、相手も譲らずまとまらない場合は、〇万円までなら減額しても仕方ない・・・といった感じです。

 

調停員にも、いくらまでなら減額できますか?

と聞かれたりするので

初めから譲歩する必要はありませんが

自分の中で納得できる範囲を明確にしておくとよいと思います。

 

 

rico.
rico.

せっかく調停までするのですから

後悔ないように。

 

 

服装

基本的に服装は自由です。

 

何度も裁判所へ行き、他の調停中の方と待合室で会いましたが

弁護士以外でスーツの方はほとんど見かけませんでした。

 

調停員もスーツではなく、

カーディガンにひざ下のスカートだったり

ジャケットとパンツだったりでした。

 

印象が悪くならない程度の普段着で大丈夫です。

カジュアル過ぎるデニムや露出の多い服装は避けておくのが無難かと思います。

 

rico.
rico.

私は、白シャツとベージュのパンツに黒のコートで行きました。

  

いかがでしたか?

私の経験を通して、調停に臆する気持ちが少しでも緩和されたら嬉しいです。

 

 

rico.
rico.

次回は第一回目の調停の記録です。

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