早く離婚したい夫、父親としての責任 – 58話 –

早く離婚したい夫の父親としての責任/サレ妻リコのリコカツブログ58話rico

そして週末がやってきました。

朝も遅くまで寝てクローゼットから出てきたオット。

 

rico.
rico.

朝ごはん食べる?

 

otto.
otto.

いらない。

 

rico.
rico.

コーヒーのむ?

 

otto.
otto.

いらない。

 

死んだような目で、冷ややか~な返事しか返って来ません。

 

相変わらず家の事も子供の事も何もせず

自分の古着のメンテナンスをしているオット。

 

せめて仕事とか言って実家にでも行ってくれんかな、と思っていると

オットに呼ばれました。

 

養育費の話

 

otto.
otto.

養育費とかの話の続きがしたいんだけど。

自分はずっと古着のメンテナンス作業をしながら

手も止めずに話し始めました。

 

家族の今後の大事な話をするのに、なんだその態度は。

とイラっとしつつも

 

今回はスマホのボイスレコーダーをONにして話を聞きました。

※無料アプリがありますよ◎

 

どうぞ、暴言でもなんでも吐いてください。

 

rico.
rico.

何か考えでもあるの?

otto.
otto.

現実的な話、リコは離婚したら生活が厳しいって言うのはあるよね?

だから結局、金額的な話になるよね?

 

otto.
otto.

前に養育費6万って話したけど、それがいくらだったら大丈夫なのかとか。

8万ならどうか・・・とか。

 

今でさえ、あなたと私が共働きで、

節約しながらやっと生活してるのに

更にシングルになったら、8万でも足りるかボケ。

 

8万払えば、新しい女に乗り換えても

子供3人の親としての責務を果たせる

とでも思っているのだろうか。

 

親としての自覚がなさ過ぎて話にならん。

 

が、録音中なので黙って聞きます。

どうぞ、気持ちよく喋ってください。

 

otto.
otto.

もうこの状況がしばらく続いているでしょ?

もう今更元に戻せない

正直言ってこの状況がオレは・・・

 

otto.
otto.

、、、、、キツイ。

 

おお。まじか。

 

まさかの、被害者ヅラ。

 

otto.
otto.

最初別居したいってオレ言ったでしょ?

あれはね、少し離れてみたら

夫婦の事も少し引いて

ちゃんと考えられるかなと思ったの。

 

rico.
rico.

ん?それは、前向きに?

でも、あの時点で10年後は絶対離婚する

って言ってたよね?

 

otto.
otto.

うん。その気持ちは変わらない。

 

rico.
rico.

じゃあ、離れて何を考える必要があるの?

 

otto.
otto.

だから、今一緒に居る方がキツイの。

(笑)

話のつじつまが合ってないよ。

 

口は達者だけど、いつも思い付きで喋るので、

問い詰めるとボロが出るのがオット。

 

rico.
rico.

何がキツイの?

 

otto.
otto.

…だから、家に居たくない。

 

はい、それが本心でしょ?

少し離れてみた方が…とか、それっぽい浅い話でまとめようとしないでね。

 

 

otto.
otto.

今のままだと、目が向けられる所にも向けられない。

このまま一緒に居たら‥…

どうにかなりそう

とにかく、前に進みたい。

 

どうぞ、行ってらっしゃい。

その前に、けじめはしっかりつけて行ってね。

 

otto.
otto.

一緒に居ると凄く嫌な事言ってしまいそうだし。

 

それは君の自制心と思いやりが足りないからだよ。

そして、今までにもう充分言ってるよ。

 

優しさを見せている風な事を言うオットに

冷めた心で黙って聞きます。

 

父親としての責任

otto.
otto.

ここ数か月、リコが一生懸命やってくれてるのは分かるんだけど

それで今までの事が拭えるかって言ったらそうじゃなくて。

とにかく、違うんだよね。全部が。

 

どえらい悪妻みたいだな、私は…。

そんな女に大事な子どもを3人残して出ていく気ですか?

 

せっかくの録音のチャンスなので、色々喋らせます。

 

rico.
rico.

子供たちと一緒に居られなくなるけどいいの?

 

otto.
otto.

一緒に住んでいない方が、

もっと色々してやれる気がする。

 

rico.
rico.

何ができるの?

 

 

otto.
otto.

週末、遊びに連れていったりとか。

 

え?それだけ?

 

呆れてつい吹き出してしまいましたが

 

これでもし、親権を争う事になっても負ける事は無いよね!

 

心の中でガッツポーズです。

 

そして、オットに気付いてほしくて問いかけてみました。

 

rico.
rico.

ちょっと聞きにくい事を聞くけど

自分はお父さんの居ない生活は淋しくなかったの?

 

オットは、小学生の時に両親が離婚していて

義母に育てられました。

お父さんとは、まったく疎遠だそうです。

 

我が子にも同じ思いをさせる事をどう考えているのか聞いてみました。

 

otto.
otto.

うん。オレは全く淋しくなかった。

 

rico.
rico.

だから我が子も大丈夫だろうって事?

 

otto.
otto.

その考えを押し付けるつもりじゃないよ?

 

rico.
rico.

うん、あなたの意見を聞いてるの。

 

 

otto.
otto.

そういう訳じゃなくて、

実際今もオレが帰って来て何かするかって言ったら

特に何もしてないし…

 

otto.
otto.

もし離婚しても、すぐ近くにアパート借りるから

子供たちもいつでも遊びに来ていいし。

 

そんな都合の良い話があるか。

 

 

otto.
otto.

今、オレがここに居るべきっていう

意味が見いだせない。

 

rico.
rico.

え、すごく子育て大変。

一緒に子育てして欲しい。

 

 

otto.
otto.

でも実際、全部ひとりでやれてるでしょ。

オレ最近、何もしてないし。

 

よくそんな情けない事を自信たっぷりに言えるな~。

確かに分かり合えない、考え方が違い過ぎる。

 

 

親権争われても勝てる証拠は得たからもういいや。

 

とりあえず、言いたいこと言って終わらせよう。

 

rico.
rico.

とにかく、私はね、

結婚して10年以上、子供3人もできて、

今まであんたの事が嫌いだった、

今までそれに蓋をして我慢してきた

だからサヨナラって言われても

納得できない。

 

rico.
rico.

あなたがちゃんと、クローゼットから出てきて

ちゃんと向き合って腹を割って

全て正直に話し合えるのならいいよ?

でもね、

今のこの状況は納得できない。

 

otto.
otto.

それって結局金額的な話だよね?

・・・

10万・・・ならどう?

 

お、10万ですか?

と少し惹かれましたが、いや違う。

ここで10万の口約束をしても信用ならん。

モモの事も曖昧なまま終わらせたら

一生私は後悔する。

一生オットとモモを恨んでしまう。

私はスッキリして前に進みたいので

ちゃんとけじめをつけてもらうよ。

 

 

rico.
rico.

お金の話じゃないんだよ。

 

ちょうど子供たちが部屋に入って来たので

 

何か知ってるのか?

くらいのところで話を終わらせました。

 

rico.
rico.

さて、そろそろXデーを決めようか。

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