モモちゃんがかわいそう -14話-

サレ妻ricoのリコカツブログサレリコ14話rico

夫(オット)と私の友人モモに不倫されてリコカツ中のrico(リコ)の少しさかのぼった不倫発覚直前のお話です。

モモを見送って戻って来たオット。

めちゃくちゃ怖い顔で戻って来ました。

モモちゃんがかわいそう

otto.
otto.

ねぇ、なんなの?なに今日の態度!

rico.
rico.

え・・・・・何かダメだった?

私今日1日頑張った~!

と思っていたところだったのに、突然 全否定されました。

otto.
otto.

鬼みたいな顔して、わざとらしくオレたちの方に近付かないしさ、

モモちゃんも”機嫌悪いんですか?”って気にしてたよ。

かわいそうにあの子、泣いてたよ!

rico.
rico.

・・・・・・・ごめん。

鬼みたいな顔だったのは、あなたに無視されて涙が出そうなのを必死に隠そうとしていたから。

近付かなかったのは、仲睦まじく楽しそうに会話をする2人を見るのが辛かったから。

それでも、仕事がはかどる様に子供たちの相手もして、1日当たり障りなくこなしたつもりだった。

”今日1日ありがとう”と言ってもらえるかな、とさえ思ってた。

でもオットは私に怒ってる・・・。

そしてモモは私のせいで泣いていたと・・・?

想定外すぎるんですけど

otto.
otto.

もうモモちゃんは家には呼ばないからね。

呼べない。

”おまえのせいでね。”と言わんばかりに、鬼みたいな顔で、吐き捨てる様に言われました。

やきもちを妬いている

ダメだ。オットと気持ちがすれ違い過ぎている。

最近喧嘩が多く、私の態度も良くなかったから、オットに伝わらないんだ。

ここは素直に言葉で伝えなくてはいけない。

rico.
rico.

ごめん。最近私たち喧嘩ばかりだし、2人が仲が良すぎるのを見ていると、モモちゃんにやきもちを妬いてしまう。

私も悪いところはなおす努力をするから、もう1度ちゃんと向き合って、笑顔でやり直せないかな?

ここでしっかり向き合って乗り越えたら、私たち夫婦はもっと良い関係になれると思っていました。

でもオットの頭の中はすでにモモでいっぱいでした。

otto.
otto.

ちょっと分からない。

考えるわ。

とりあえず、LINEでいいからモモちゃんに謝っておいて!

あの子すごく気にしてたから!

rico.
rico.

・・・・・わかった。

otto.
otto.

で、なんてLINEするの?

体調が悪かったから、って言っておいたら?

rico.
rico.

・・・・・わかった。

冷たくそう言って、オットは別室へ行ってしまいました。

謝り方まで指示するなんてモモに言われちゃマズイ事でもあるんですか?

なんて言い返す元気もなく、ただただ絶望していました。

rico.
rico.

も~つかれた。

も~しらん。

謝罪のLINE

”今日はおつかれさま。体調が悪くて、気を遣わせてしまったみたいでごめんね。
仕事進まなかったのも全然気にしなくて大丈夫だよ。”

オットの言う通りに、モモに謝罪のLINEをしておきました。

momo.
momo.

全然っ!

きつかったのに、頑張ってくれてありがとうございました。

モモの子どもちゃんも、すごく楽しかったって言ってました。

仕事も試行錯誤してがんばります。

これを最後に、私とモモが連絡を取り合うことはありませんでした。

元々私から連絡をとる事は滅多になかったのですが、あんなに頻繁だったモモからの連絡がパタリとこなくなりました。

代わりにオットとはどんどん親密になったみたいですけどねっ!

この時も、モモにも私の気持ちなど伝えようかと考えましたが、

モモに余計なことを言って傷つけてはいけいない、と思って何も言いませんでした。

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